Blog 又五郎通信

2026/09/28 15:51

新米の季節となりました。

今年度のあきたこまちは前年比半分以下の価格で取引されています。

米の価格は収入に直結するので、来年からはもうやめようかなぁという農家さんのお声もちらほら聞こえるようになってしまいました。

近年の米騒動ムーブには憤りを隠せません。


コメ業界はそんな現状ですが、やはり新米が出てくるとワクワクするのは秋田県民の性でしょうか。

「初物を食べると75日寿命が延びる」とよく言われるように、旬のものをいただくことには、昔から特別な意味がありました。

旬の食材は、その季節ならではのおいしさを楽しめるだけでなく、季節の移ろいを感じながら、自然のリズムに合わせて食卓をつくることにもつながります。

それは、現代においては最高の贅沢なのかもしれません。


タイトルに入れた「ロンジェビティ」。

Longevityは直訳すると「長寿」ですが、単に長生きするだけではなく

「健康寿命を延ばす」という意味で使われることが多くなっています。

健康的な食事や最新の医療を取り入れながら、エイジングと上手につき合い、できるだけ健康に、美しく生きる。

それがこれからの時代の「ロンジェビティ」だと考えます。


昨日の日経新聞でも特集されていましたが、欧米をはじめ、ロンジェビティにフォーカスした美容施設やリゾート施設も増えているようです。

ラグジュアリーなホテルでステイケーションを楽しみつつ身体の内側から健康になり、さらに美容医療で美しくなるなんて、

究極のバケーションでは?


では、食に関してはどうでしょう。

ハウス栽培や保存技術の進化によって、ほとんどの食材を一年中楽しめる便利な時代になりました。

けれども旬の味覚をその季節においしくいただくこともまた、ロンジェビティなのではないでしょうか。

長く、健やかに、美しく生きることは、何かを我慢し続けることではないと思っています。

季節のものを味わい、食事を楽しみ、自然のリズムを感じながら暮らす。

昔から日本人が大切にしてきたこの習慣を、これからの時代のロンジェビティとして、もう一度見直してみたいものです。


そして今は、なんといっても新米。

黄金の大海原を見て、炊き立ての新米の香りを嗅ぐと「秋田に生まれてよかったぁ」と思えるのもこの季節ならではです。


ちなみに、秋田県湯沢市には地元のソウルフードとして親しまれている「長寿軒」というラーメン屋さんがあります。

嗜好品を節度を持って楽しむこともまた、長寿の秘訣なのかもしれません。



「秋田に生まれてよかったぁ」または「日本に住んでいてよかったぁ」を感じたい方、

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